「ふたり」 |
「メリークリスマス!!」 「・・・・男2人で何やってんだか・・・」 うきうきした様子でケーキを切り分ける竜也。 商店街のクジで当てた発泡酒を片手に呆れ顔の直人。 世間の流れに乗ってこの2人もクリスマスというものを祝っていた。 「でも、良かったな〜お金無いのにこれだけの物が揃えれて」 テーブルの上にはチキンにケーキ+アルコールとクリスマスを祝う定番メニューがとりあえず揃っていた。 「惣菜の割引品とバイト先の残り物、拾い物のくじ引き拳で当てた発泡酒だけどな・・・」 「そんな事言って〜いいじゃん、ついてるんだから。流石にプレゼントは用意できなかったけどね」 「こんな状態じゃ無理だろう」 と言うもの、赤貧TR社は何かと出費のかさむ年末に、やはりいつも以上の出費をしてしまいちょっと(かなり)ピンチだった。 そんなこんなでクリスマスメニュー諦めていたのだが、運良く手に入れる事が出来たのだった。 特に竜也はケーキを目の前にして笑顔が絶えなかった。 そんな幸せそうな竜也を見て、直人も思わず笑みが漏れる。 「まぁ、俺はお前が居ればプレゼントなんかは無用だがな」 「?何それ・・・」 話の意味を理解出来ない竜也に、直人は残り少なくなった発泡酒を一気に飲み干し意地悪く言う。 「お前自身がプレゼントって事だ」 「!!直人・・・酔ってるだろう」 赤面した顔を隠すように、ケーキを食べる竜也が可愛くてからかいたくなってきた。 「で、勿論くれるんだろう?プレゼント」 その言葉に竜也は一段と慌てて、手元にあった発泡酒を一気に煽る。 クスクスと笑いを堪える直人を恨めしそうに見る竜也だったが、やられたままでいるのが悔しいのか反撃に出た。 「・・・じゃあ、俺にもプレゼントくれよ・・・・直人を・・・」 思わぬ竜也の発言に思わず、目を見開く。 言った本人は直人を驚かせられて嬉しいのだが『これじゃあ、自爆だぁ』と呟きながら再び赤面していた。 「希望どおりにしてやるよ」 驚いていた直人だったが、竜也の腕を取りその指にそっとキスをする。 「好きなだけくれてやるよ」 『メリークリスマス』 |
| クリスマスプレゼントのフリー小説を 遠慮もなく頂いてきてしまいましたv 竜也につられて 思わず読んでるこっちも 赤面してしまいそうな 幸せいっぱいのクリスマスですよねv 大神さま、ありがとうございました〜vvv |