| セーラー服を脱がさないで♪ |
ある日直人は竜也に呼び出された。 いつも竜也の方が直人の家に押しかけて来るので、家を出て一人暮らしをしている竜也を 直人が訪問するのは稀なのだが、「見せたいものがある!」とのことで呼び出されたのだっ た。 しかし当の竜也はお茶を出した後、「ちょっと待ってて」と言ったきり寝室に引き篭もって しまってなかなか出てこない。 最初に入れてもらったお茶もすっかり冷めてしまった頃、これを飲み終わって出てこなか ったら踏み込んでやろうと思いつつ、直人が最後の一口を口にしたその時だった。 「じゃ〜ん♪お待たせ直人v」 朗らかな声と共に現れた竜也の姿に直人は勢いよくお茶を吹き出した。 「な、直人!?」 そして激しくむせる。 「ちょ、ちょっと直人大丈夫!?」 「お前の方こそ頭は大丈夫か!?」 駆け寄る竜也を直人はようやくの思いで怒鳴りつけた。 「え〜?だめ?イケてない?まだまだ現役で通用するかもって思ったんだけどな〜」 そんなことを言いつつキョロキョロと自分の姿を確認する竜也に直人は頭痛を覚えてうな だれた。 部屋から現れた竜也のいでたちはどこからどう見ても学生服だった。 明るめの紺色のブレザーと同色のズボン。その下には白いシャツと赤を基調にしたチェッ クのネクタイ。 ブレザーの胸には校章をモチーフにしたエンブレムがほどこされており、少し思い出せば、 都内では知らぬものとてない超有名私立高校の制服であることが分かる。 「この間久しぶりに実家に帰ってクローゼット整理してたら見つけてさ。ちょっと懐かし くなって着てみたらピッタリだったからなんか嬉しくってさ〜」 誰かに見せたかったのだと竜也は言った。 浅見竜也。 御年24歳。 やせてもかれても日本屈指の大財閥の御曹司であり次期後継者である。 それがこんなコスプレまがいの格好をして喜ぶようなバカであっていいのであろうか。 いいやいいはずがない!! と直人は強く思った。 バカだバカだとは思っていた。 そこが可愛いとも思っているがものには限度というものがある。 こういう頭のネジのゆるみきったアホには一度キツ〜ク灸をすえてやって、ネジを巻き直 してやる必要がある。 でなければ日本の経済は終わりだ! などと多少オーバーなことを直人が思っているとも知らず、竜也は直人に擦り寄った。 「直人ぉ・・・やっぱり似合わない?」 「そういう問題じゃないだろうがっ!!」 この期に及んで的外れな台詞を吐く竜也に直人はキレた。 一瞬身を引きかけた竜也を乱暴に引き寄せると噛み付くように口付ける。 「!?う・・・んぅ!!」 性急に舌を絡められて荒々しく口腔を貪られ、あっという間に酸欠状態になった竜也の 体からくったりと力が抜ける。 それを確認した直人は口付けたまま竜也のネクタイを抜き去り唇を解放すると、竜也に息 つく間も与えずその体をうつ伏せにしてカーペットに押し付け、竜也の腕をネクタイで後 ろ手にがっちりと縛り上げてしまった。 「なっ!?ちょっと何すんだよ、外してよコレ!!」 自分の置かれた状況に猛烈に暴れ出した竜也を直人は冷ややかに見下ろした。 「お前があんまりノータリンなんでな・・・お仕置きだ」 「・・・冗談でしょ?」 「そう思うか?」 ニヤリと笑う直人に本気を感じ取って竜也は血相を変えた。 「何だよちょっとふざけただけ・・・いやゴメン!分かったもうしません!ね。だからコレ外し てよ。これじゃあその・・・なんか変なプレイみたいだよ?」 だからお仕置きなんだと直人は心で思ったが口には出さず、かわりにさらに意地悪く口元 を歪めて言った。 「ほお。そういう発想が出るってことは実は期待してたのか。そうか・・・お前そういう 趣味があったのか。知らなかったな」 「な、ち、ちが・・・」 「ま、どっちでもいいから大人しくしてろ。余計に痛い目にあいたくなかったらな」 「やだっ・・・ぁ!」 まだ抵抗しようとする竜也をズボンの上から急所を握り込むことで黙らせ、直人は竜也に 馬乗りになると再びその唇を吸い上げた。 「う・・・く・・・んん!」 歯を食いしばって顔を背けようとするとまた股間を刺激され、竜也はあっさりと直人の舌 の侵入を許してしまう。 一度侵入を果たしたそれは竜也の口内を縦横無尽に暴れ回って、竜也を激しく責め立てた。 そして直人は口付けながらゆっくりとブレザーのボタンを外し、次いでシャツのボタンも 上から順に外していき、ズボンに隠れていた裾も引っ張り出して全て外し終わると竜也の 前を大きく開いた。 中途半端に肌を晒し荒く息をつく竜也を見下ろす直人は、その姿に小さな違和感を感じて いた。 目の前にいるのは間違いなく自分のよく知っている竜也なのに、服装のせいか何だか幾分 幼く見えて。 「や・・・めて・・・こんなの・・・やだよ・・・」 その上これから自分の身の上に起こることへの恐怖に小刻みに震えるその様子が初々しさ に拍車をかけて、直人の中にある嗜虐心を煽った。 いわゆるそーゆープレイにハマる人種の気持ちが何となく分かるような気がして、直人は そんな自分を少し自嘲する。 が、しかし。今さら止められるわけもなく直人は気を取り直して行為を再開していった。 鎖骨の辺りに唇を押し付けながら両の手の平であちこち撫で回し、胸元で存在を主張する 突起をきつく摘み上げると竜也の身体が大きくしなる。 「い・・・っ!あ・・・はっ」 加えられた乱暴な愛撫もさることながら、思わず腕を引いてしまったために戒められた部 分が擦れて竜也は苦鳴をもらした。 後ろ手に縛られた腕が背中とカーペットの間に挟まれて痺れて痛くて。 しかしそんな肉体的な痛みより、竜也にはこの行為自体が心に痛かった。 言葉もなく暴力的に自分を抱いていく直人が恐くて仕方ないのに、どこにも縋りつけない 心許なさが竜也の恐怖心をさらに駆り立てていた。 「あ・・・あ・・・っ」 摘まれて立ち上がりきった胸の先に今度は歯を立てられ竜也は身悶える。 心底恐いと思う心とは裏腹に直人に馴染んだ身体は確実に熱を持ち始めていた。 それを知らしめるように直人の手が布越しに竜也の中心に触れる。 「やぁ・・・っ!」 「何がだ?もうこんなにして・・・お前実は本当にその気があるんじゃないのか?」 そう言って含み笑いしながら、直人は形をなぞるようにそこを何度もいやらしく撫で上げ た。 「ふ・・・く・・・」 思いもしない言葉の凌辱にショックで目の前が真っ暗になりながらも、直人の愛撫に快感 を感じてしまう自分が悔しくて恥ずかしくて悲しくて、とうとう竜也の目尻から涙がこぼ れた。 いつもであれば竜也の涙をすぐに慰めてやる直人だったが、今この瞬間においてはそれす らも一種の興奮剤にすりかわった。 竜也の涙を拭った指先で竜也の唇をなぞり、それをおもむろに口内にねじ込んだ。 「ぐっ!・・・ぅ・・・!」 息苦しさに竜也がうめくのもかまわず差し込んだ人差し指と中指で口腔をまさぐり、逃げ 惑う舌を挟んで弄ぶ。 噛み付くことも出来ない竜也は抵抗を諦め、少しでも苦しさを紛らわすために直人の指の 動きに合わせて自ら舌を絡ませた。 やがて引き抜かれた直人の指先と竜也の口元が唾液の糸を引く。 息も絶え絶えに朦朧とする竜也の目の前に唾液にまみれた直人の指が差し出される。 直人は見せ付けるようにその指先を擦り合わせ、もう一度竜也の唇をなぞった。 「浅見・・・」 名前を呼んで誘いかけるように笑って竜也の体を起こし、自分はソファに腰掛け、竜也を 自分の足の間に座らせた。 先程の行為から、直人が何を求めているのか竜也には分かっていた。 うながされるまま操り人形のように身を起こして、直人の両足の中心におずおずと顔を寄 せる。 初めてではないがそう何度も経験があるわけではないその行為。 差し出された直人の逞しい雄の象徴に頬を赤らめながら、竜也は目を閉じてその先端に口 付け、ゆっくりと口内に飲み込んでいった。 「ん・・・」 瞬間背筋を駆け上った快感を目を閉じ息をつめてやり過ごし、息を吐きながら目を開けた 直人の視界に自分に奉仕する竜也の姿が映る。 縛られた格好が「奉仕させている」という男の征服欲を刺激し、着乱れた学生服という普 通ではありえない服装が、何だか温室育ちのいたいけな青少年に悪い遊びを教え込んでい るようでとてつもなく倒錯的だった。 「う・・・ん、ふ・・・くぅ・・・ん・・・」 竜也は眉を寄せ、生理的な涙を滲ませながら口いっぱいに頬張ったモノに懸命に舌を絡め る。 そのぎこちないながらも一生懸命な様に知らず直人は興奮する。 ゆるく腰を揺らしてそっと茶色い頭に手を添えると、それに合わせて竜也の唇が直人の肉 棒をスライドする。 竜也の整った顔立ちとそこに抜き差しされる猛った肉隗のグロテスクさがアンバランスで 卑猥で、直人は己の欲望がさらに膨れ上がるのを感じた。 「もういい・・・」 竜也の口内にとめどなく苦味が広がりだした頃、直人はようやく竜也を解放した。 「はぁはぁ・・・あっ!?」 解放感に一瞬安堵した竜也だったが、すぐにまたさっきと同じ様に床に押し倒され、さら に手早くズボンを下着ごと引きずりおろされて狼狽した。 「ちょっ、やだ・・・待って・・・っ!」 いざって逃げようとする竜也を引きずり戻して直人は片足だけズボンと下着を抜き取り、 それらがわだかまる方の足を肩に担ぎ上げると、大きく開いた足の中心を容赦なく貫いた。 「うああああああっっ!!」 何の施しもないまま楔を打ち込まれた衝撃に竜也の口から絶叫が迸る。 がくがくと痙攣を起こしたように震える竜也を無視して直人は腰をゆすり上げた。 「く・・・う!や・・・動か・・・っ!まだ・・・無理・・・っ」 切れ切れに懇願する竜也の耳元に直人は唇を寄せて囁いた。 「そうでもないぞ」 そして限界まで押し広げられたその部分を指先でなぞりながらさらに続けた。 「奥までしっかりと咥え込んでる・・・。俺のをしてて欲しくなったのか?ん?いやらしい奴だ・・・」 止まることのない言葉責めに竜也は大きく目を見開いた。その瞳からまたとめどなく大粒の 涙がこぼれる。 耳を塞ぎたくてもそれは叶わず、竜也にできることは弱々しくかぶりを振ることだけだっ た。 「やだ・・・いやだぁ・・・っ」 顔を背けて嗚咽を漏らす竜也の耳の後ろにふいにかすめるような柔らかいキスが落ちる。 「浅見」 そして優しい声で名前を呼ばれて、竜也は恐る恐る直人を見上げた。 「なお・・・と?」 視界には微笑む直人の顔が映って、竜也の体から無意識に強張りが解ける。 その瞬間。 「あぁあっ!?」 狙いすましたように直人は竜也の最奥を突き上げた。 そして間をおかず、竜也のイイトコロばかりを激しく責め始めた。 「ああっ!ひぅ・・・ふああっ!!」 奥の最も敏感な快楽の中枢を身体が揺れるほど強く突かれ、粘膜をメチャクチャに掻きま わされ、強烈過ぎる快感に一瞬で竜也の頭の中は真っ白になる。 「あっあっ!あぁっ!あ―――――っ!!」 頭を床に摩り付けるように大きく喉元まで身体をそらして、あられもない声を上げ身をく ねらせてよがる竜也の痴態に目を細めながら、直人は乾いた唇を舐めた。 「いい・・・な」 ポツリと呟いた直人の声が我を忘れていた竜也の耳に響く。 休みなく竜也を揺さぶる直人の声は欲情に掠れきっていて飢えた肉食獣の唸り声のようで、 その声にすら刺激を覚えて竜也は身を震わせる。 「写真にでも、とって、おきたいぐらい、いい格好だな、浅見・・・」 さしずめ卒業写真ってトコか? そんなことをいいながら喉の奥で笑う直人をぼんやりと見つめた竜也は、直人の目の中に 今の自分の姿を見てしまった。 身に合わぬ学生服を身に着けたまま、中途半端に脱がされ縛られ、片足だけを抱え上げら れて大きく足を開かされた格好で、犯されるように抱かれる姿。 それを見とめた瞬間急激に羞恥心が広がって、竜也は身を捩って泣きじゃくった。 「いや・・・!お願いもう・・・もう許してぇ・・・っ!」 快感と羞恥に全身を赤く染めながら許しを乞う竜也に直人は微笑み囁いた。 「ああ・・・終わりにしてやるよ。このまま後ろだけでイカせてやる」 言い終ると同時にまた強く竜也の体を突き上げ、直人は揺さぶる速度を速めていった。 「や・・・あ!ひぁっ・・・ああんっ!!」 直人の言葉に反射的に首を横に振った竜也だったが、それも束の間で、あっという間に激 しい快楽の波に飲み込まれ溺れていった。 「は・・・あ!なお・・・っ、俺・・・俺ぇ・・・っ!ああ、も・・・イクっ、イっちゃうよ・・・ぉ・・・っ!!」 はしたなく叫ぶ竜也から直人は一度自身をギリギリまで引き抜くと、一際強く竜也の最奥 めがけて突き入れた。 「ひぃ・・・っ!う・・・はああああああっっ!!」 爪先から頭の先まで突き抜けるような快感に竜也は自身を解放していた。 直人の宣告通り、竜也は後ろだけで達したのであった。 「くぅ・・・っ!」 そしてその勢いできつく締め付けられた直人はそれに逆らうように己を引き抜き、竜也の 胸の上に欲望の全てを迸らせた。 「んぁ・・・」 それは勢い余って竜也の顔まで飛び散り、放心していた竜也は無意識に、口元についた生 暖かい感触を確認するように舐めた。 「――――――――――っ!!」 不可抗力とはいえ、達した直後のけだるい表情のまま赤い舌を覗かせて白い残滓を舐め取 る淫蕩過ぎるその仕草は、直人の辞書から『理性』という二文字を一瞬にして消し飛ばした。 まだ息も整わないまま直人は竜也に覆い被さり、汚れるのもかまわずその唇にむしゃぶりつく。 何度も角度をかえ、水音が聞こえるほど激しく舌を絡ませ合ってその勢いのまま首筋に舌 を這わすと、もの言いたげに竜也が身を捩った。 「・・・?」 それに気付いた直人が動きを止めると、竜也は小さく呟いた。 「コレ・・・外して・・・」 そう言ってもじもじと腕を動かす竜也を見て、それすら忘れていた直人は慌てて竜也の腕 の戒めを解いてやった。 すると竜也は痺れた腕をなんとか直人の身体に回して、グイグイと身体を押し付けるよう に直人に縋りついた。 子供が母親に縋るような頼りないその仕草に、直人の良心が疼く。 「なおとぉ・・・」 「悪い・・・少しやりすぎたな・・・」 直人は竜也を抱きしめ髪を梳いてやりつつ、なだめるようなキスを耳に髪に何度も 落とした。 「・・・・・ベッド・・・・・」 ほどなくして竜也の服を脱がそうと直人が手を回した瞬間、か細い声で呟いた竜也の言葉 に直人は苦笑し、竜也の身体を横抱きに抱え上げると勝手知ったる寝室のドアを開けた。 それから数分もたたないうちに、寝室からは先程の情事とは違う甘い泣き声が漏れ始め、 それは朝まで止むことはなかった。 躾には飴と鞭のバランスが肝要で。 お仕置きも鞭の後には甘〜い飴が用意されているようだった。 しかしてその後。 クリーニングから返ってきた高校時代の制服を、竜也がクローゼットの奥深くに厳重に仕 舞い込んだのは言うまでもない。 |
やってみたかったこと。
コスチュームプレイ。
強姦プレイ。
ソフトSM(縛り)。
ご奉仕。
言葉攻め。
顔射。
姫だっこ。
・・・・・・・・・・ごめんなさい。