| S.O.S -Strawberry On the Shortcake- |
「で・・・できた・・・っ!」 そう呟いて出来上がったケーキを仙一の目の前に置き、伴番は椅子に座り込んでテーブル に突っ伏した。 その様子に苦笑しながら仙一は差し出されたケーキをまじまじと見つめた。 「へぇ・・・。デコレーションも綺麗で美味しそう。バン本当に初めて作ったの?」 「初めてだよ〜。なんか俺すっごい疲れた!」 「ははは。じゃ早速頂かせてもらおうかな」 「う、うん」 仙一がフォークを構えるのと同時に伴番は伏せていた顔をぱっと上げ、居住まいを正して 仙一とケーキを食い入るように見つめた。 「うん・・・美味しい」 一口食べての仙一の感想に伴番は目を輝かせた。 「ホントに?マジで!?」 身を乗り出す伴番に仙一は微笑んだ。 「ホントだよ。すっごく美味しい」 「よかった〜。じゃあさ、その・・・これでホントに許してくれる?」 安堵に大きく息を吐き出し、窺うように上目遣いにそう聞かれて仙一はわざとらしく目を 丸くした。 「ああ、そういえばそんな話だったっけ。忘れてたな〜」 「ええ!?何だよひでぇよセンちゃん!俺一生懸命・・・っ!!」 「冗談。分かってるよ。頑張ってくれてありがとバン」 「え・・・いや、そんな・・・うん・・・///」 優しい仙一の眼差しと声音に、伴番はほのかに頬を染め照れ臭そうにうつむいた。 本人は忘れているようだが未だコスプレ衣装のままでの伴番のその仕草は凶悪に愛らしく、 仙一の悪戯心を大いに刺激した。 「せっかくだからバンも食べなよ。はいあ〜ん」 「え?俺はいいよぉ」 「いいからいいから。遠慮しないで」 「う〜・・・じゃあ、いただきます♪」 控えめにそう言って、仙一が差し出したフォークの先で伴番が口を開けた途端仙一はさっ とフォークを翻し、一片のケーキを自分の口の中に放り込んだ。 一瞬呆気にとられた伴番だったが、正気を取り戻す間もなくそのまま後頭部を引かれ仙一 に唇を塞がれた。 「んっ!?」 驚いて口を閉じようとするより早く合わせた唇の間から仙一の舌が滑り込んだ。 「んんっ」 身を引こうとしてもしっかり後頭部を固定されている為に出来なくて、その間に伴番の口 内に柔らかくて甘いカタマリが放り込まれてきた。 「ん・・・」 生クリームのまろやかな甘さが口内に広がって伴番は目を閉じて力を抜いた。 味わうように舌を動かすとそこに仙一の舌が絡み付いてきて、二人の舌先でフルーツの欠 片と唾液を含んだスポンジが踊った。 スポンジが蕩けるまでたっぷりと口付け合って、伴番の喉元が上下してごくりと音を立て てそれを飲み込んだのを合図に仙一は唇を離した。 伴番は顔を真っ赤に染めて椅子にへたり込み、肩で大きく息をし不足した酸素を取り込ん だ。 「どう?美味しかったでしょ?」 悪びれずにニコニコと笑ってそう言う仙一に、伴番は恥ずかしいのか怒っているのか目を 潤ませて、 「バカ・・・///」 と一言呟いた。 その仕草がこれまた犯罪的に可愛らしくて仙一の悪戯心という火に油を注いだ。 仙一はおもむろに席を立ち、シンクに置いてあったボウルを手に取った。 「センちゃん?何・・・」 「生クリーム随分余っちゃってるね」 「ああうん。土台のスポンジケーキを小さくしたからさ。市販の生クリームひとパックそ のまま使ったら多すぎちゃって」 「ふ〜ん。勿体無いからこの際全部使っちゃおっか」 「え?でももうスポンジないよ?まさかもう一回作れとか言う?」 「そんなこと言わないよ。つけて食べたらとっても美味しそうなモノがちゃんとここにあ るからね」 「へ?どこに?」 「ここv」 言うなり仙一は指先でクリームをひと掬いして伴番の口元につけ、伴番が呆けているのを いいことにそのままぺろりと舐めた。 「な!?せせせせセンちゃんっ!?」 驚きのあまりガタンと音を立てて椅子から立ち上がった伴番を仙一は素早く抱きすくめて テーブルに押し倒した。 「ちょ、センちゃん・・・?まさか・・・冗談・・・だよね?」 「この目が冗談を言ってる目に見えるかい?」 「いやちょっと細くて分かりづらい・・・かな」 「・・・そーゆーこと言っちゃう子にはまたお仕置きが必要かな?」 「いっ!?や、やだっ!!」 ニッコリと笑う仙一の笑みに邪気を感じて伴番は大慌てでもがいた。 体格差を利用して身体ごと押さえるように上からのしかかってくる仙一から何とか逃れよ うと、伴番は闇雲に手足をばたつかせる。 「そんなに足上げたら見えちゃうよ?」 「あっ!!」 くすくすと可笑しそうに仙一に耳元でそう囁かれ、伴番は自分の今の服装を思い出し、咄 嗟に足を閉じ合わせ両手でスカートを押さえた。 「そうそう。しっかり押さえて大人しくしなきゃねv」 自分のあらぬ姿を意識してしまったが為に動きが制限されて大人しくなった伴番の頬に軽 いキスを送り、仙一は白いブラウスのボタンを外し始めた。 「あ!や、やめてよセンちゃんっ!」 制止を訴える伴番の声を馬耳東風と聞き流し、仙一は器用に手早く全てのボタンを外して、 ブラウスの前を肩が覗くほど大きくはだけさせた。 「や・・・っ!」 肌を晒され、伴番の頬にさっと朱が広がる。 「いつ見てもキレイだね・・・」 露わになった細くしなやかな体のラインと滑らかな素肌を眼下に見下ろして仙一は目を細 める。 その視線と言葉に伴番はさらに羞恥を煽られ、ますます赤くなって顔を背けた。 「このままでも十分美味しそうなんだけどね〜。せっかくだからもっと美味しくなるよう にデコレーションしようねv」 「え?・・・ひゃあっ!?」 仙一はそう言うと、伴番に有無を言わせずそのはだけた胸元にボウルの中のクリームを掬 って落とした。 なんとも形容し難いその感触に伴番は思わず奇声を発して身を竦めた。 そんな伴番を他所に仙一は両手を大きく広げて、マッサージするかのように胸から腹へク リームを塗り広げていった。 「や、あ、あ」 滑らかなクリームとともに肌を滑る仙一の手の動きに背筋がぞわぞわとあわ立ち、快感と も不快とも取れないくすぐったくもむず痒いその感覚に、伴番は身を捩りながらいやいや をするように頭を左右に振った。 小さな子供がぐずるようなその仕草に苦笑しながら、仙一は休みなく手を動かしつつ伴番 の唇にあやすような軽く啄ばむキスを何度も送った。 「ん・・・ふ・・・ん・・・」 フレンチなキスはいつしかディープなものへと変わり、鼻腔を擽る甘いクリームの香りを 伴って次第に番伴の意識を蕩かしていった。 そこを狙いすましたように、すっかり上半身にクリームを塗り終えた仙一が伴番の胸の突 起を不意に片方軽く弾いた。 「あんっ!」 油断していたところへの鋭い刺激に思わず出てしまった自分のあからさまな声に、伴番は 首まで一気に赤くして両手で自分の口を塞いだ。 そして目の前で楽しそうに笑っている仙一を上目遣いにじろりと睨む。 「そんな顔してそんな目で見ても可愛いだけだよバン。今の君、すっごく美味しそうだし」 睨む番伴の視線など軽く受け流し、仙一はぬけぬけとそんなことをのたまいながら伴番の 胸元に唇を落とした。 「ココなんか特に・・・。赤く熟れてショートケーキの上の苺みたいだよ?」 そう言って、先ほど指で弾いた胸の突起に今度は舌を絡めてチュと吸い上げた。 「ふぁ・・・んっ」 その瞬間、背筋を痺れるような快感が突き抜けて、口元を戒めた手の平の隙間から堪えき れない喘ぎ声を上げて伴番は仰け反った。 くしくもそれは仙一に向けて胸を差し出すような格好になり、仙一は遠慮なくクリームま みれの伴番の肌にむしゃぶりついた。 「それでは。いただきます」 「ああ!いやぁっ・・・あ・・・はあ・・・!」 唇と舌で肌を愛撫されたことはあってもこんなにも執拗に体中を舐め回されたことはなく、 いつもの愛撫とは違う動物的な舌の動きに、まるで本当に食べられているかのような錯覚 を覚える。 その感覚はどこか倒錯的で伴番は無意識のうちに興奮を覚え、甘い声を上げて身悶えた。 ひとしきり伴番を味わい、仙一は快感に弛緩してくったりと横たわりもはやされるがまま の伴番に囁きかけた。 「甘くてとっても美味しいよ。バンはどう?どんな感じ?」 「・・・ベタベタして気持ち悪ぃよ・・・」 言葉とは裏腹に呼吸は乱れ、瞳は潤み、目元は朱に染まり・・・快感を感じていることは 誰が見ても一目瞭然ながら唇をきゅっと引き結び、一生懸命強がる伴番を仙一は愛しそう に見つめながらふっと笑った。 「そう?じゃあこれはどうかな」 「!!」 言いながら仙一はスカートからのぞく太股を大きく撫で上げた。 途端に正気付いた伴番は大きく目を見開きがばっと身を起こしてスカートを押さえなおし た。 「センちゃん!?や・・・そこはダメ!!」 そう叫んでさらに足を閉じるが、仙一は構わず強引にスカートの中にまで手を這わせ躊躇 いもなく一息に下着を引きずりおろした。 「ひ・・・っ」 そのまま中心を握り込まれて伴番は息を呑む。 下ろされた下着が震える足を伝いぱさりと足首まで落ちる音がやけに鮮明に耳に響いた。 「あれぇ?おかしいなぁ・・・気持ち悪いんじゃなかったの?」 「く・・・ぅっ」 快楽の兆しを暴かれ、それを揶揄する仙一の言葉に伴番は真っ赤になって唇を噛んだ。 「嘘つきだねバンは。本当は気持ちいいくせに・・・。もっと気持ちよくしてあげるから ね・・・?」 くすくす笑いながら一度スカートから引き抜いたその手でまたクリームを掬う仙一を横目 に見て、これからの行為を悟った伴番は必死に暴れた。 「や・・・違・・・っ!あ!そこはやだぁっ!!」 先ほど胸元にクリームを塗りつけられた感触を思い出し、それをあろうことか今度は下半 身に塗りつけられることへの生理的嫌悪感に大きくかぶりを振る伴番をさらっと無視して、 仙一はクリームまみれの手を太股へと落とし、そこから撫で付けるようにその手を再びス カートの中へと潜り込ませた。 「やああっ!!」 クリームでぬめる仙一の手が熱くなり始めた中心を押し包む、味わったことのないその感 触に伴番は四肢を引き攣らせて仰け反る。 仙一はそのまま性急に手を動かし始めた。 「あ・・・あ・・・!いや・・・ぁ!」 クリームを擦りつけるように柔らかく激しく中心を擦りあげる仙一の指先の動きに、伴番 の中心は瞬く間にその姿を変え、抑えの効かない自分の体に伴番は目元に涙を滲ませた。 仙一が手を蠢かすたびにスカートが揺れ、中からクチュクチュといやらしい音が漏れ聞こ え、固く閉じ合わせた足の間を熱で溶けたクリームが汗と愛蜜とともに滴り落ちていく。 徐々にスカートの上のエプロンまでが色を濃く変え始め、否応なく突きつけられる自分の 乱れ具合に伴番はますます追い詰められていく。 「はあ・・・はう・・・!あ・・・もう・・・っ!!」 与えられる刺激に抗いようもなく、伴番は膝をガクガクと震わせて上り詰めた。 朱に染め上げた目元を涙に濡らしてはぁはぁと荒く息をつく伴番を見下ろしながら、仙一 はクリームと伴番の精液にまみれた手の平を満足そうにひと舐めし、まだ息の整わない伴 番の体をテーブルの上でうつ伏せに返した。 テーブルに伏して腰を突き出すようなポーズをとらせて、仙一はおもむろにスカートを腰 の上まで捲り上げた。 「あっ!?」 汗と精液とクリームでぐちゃぐちゃになった下半身を曝け出され、伴番は上手く力の入ら ない体に鞭打って身を捩った。 「いやだ・・・見ないで・・・」 羞恥のあまりに涙をこぼしながらそう懇願する伴番の髪を仙一は柔らかく梳き、耳元に唇 を寄せて優しく囁いた。 「最後の仕上げだよ・・・」 言い終わると同時に、仙一はボウルに残っていたクリームを全て伴番の白い双丘にぶちま けた。 「ひゃんっ!」 悲鳴を上げてびくっと体を震わせる伴番の双丘を仙一はすぐさま広げた手の平で押し包み、 クリームを塗り広げていく。 そして徐々に双丘の間へと侵入した指が秘められた蕾を探り当てた。 そこへの刺激に慣れた体は、本人の意思に関係なく触れられたことで反応を示しひくひく とざわめきだす。 ほころび始めた蕾に仙一は目を細め、指で押し開いたそこに舌を這わせた。 「ひぁ・・・」 入り口を解すようになぞり侵入した熱い舌がクリームを塗り込めるように内側で蠢く。 「ああ・・・はぅ・・・ん・・・ああん・・・」 それ自体が生きているかのような動きで縦横無尽に内壁を掻き回されるその圧倒的な快感 に、伴番の意識は真っ白に染まっていった。 ねだるように腰が揺れ、口からはとめどなく甘い声が漏れる。 伴番のその様子に仙一は舌を引き抜き、入れ替わりに指を一気に二本奥まで咥え込ませた。 「あはあ・・・っあっあっ」 十分に濡れそぼった蕾は痛みすらなく難なくそれを受け入れ、最奥の快感の中枢を突かれ る悦びに伴番は甘く喘いだ。 「バン・・・」 伴番の悦楽に染まったその声を聞きながら名を呼ぶ仙一の声も欲情に掠れていた。 仙一はゆっくりと指を引き抜くと、うつ伏せた伴番の体を柔らかく抱き起こしてテーブル に仰向けに横たわらせた。 理性の箍が飛びもはや快楽の虜となった伴番は、乱れた衣服もそのままにテーブルの上に 四肢を投げ出し、しどけなく開いた足を閉じることもしない。 その体の中心で伴番自身はまた張り詰めて先端から蜜を垂らし、伴番は熱い吐息をこぼし ながら虚ろに仙一を見つめた。 「・・・っ!」 いいように生クリームを塗りたくられ貪られて汚れているにもかかわらずその姿はとてつ もなく淫靡で扇情的で、仙一は体の奥から急激に込み上げる熱を感じた。 その熱を散らすように唇を舐め、仙一はボトムの前をくつろげて熱く脈打つ雄を取り出し た。 じっと仙一をを見つめる伴番の目が物欲しそうに揺れて、仙一は苦笑しながら伴番に覆い 被さり、猛った雄の切っ先を広げさせた足の間で息づく蕾に押し当てて囁いた。 「ダメだよ。そんなヤラシイ目しちゃ・・・。我慢できなくなるでしょ・・・」 「セン・・・ちゃん」 甘えるように名を呼んで伴番の腕がゆっくりと持ち上がり仙一の背に回される。 「・・・いい?」 訊ねる仙一に伴番はこくんと小さく頷いた。 「セ・・・ちゃ・・・あああっ!!」 仙一は一息に奥まで貫き、伴番は身の内を満たす愛しい男の熱と質量に歓喜の声を上げて 打ち震えた。 「バン・・・可愛い・・・大好きだよ・・・」 夢中で囁きながら仙一は激しく腰を打ちつける。 「あっあっ!お・・・れも・・・っ俺も好き・・・!センちゃ・・・あっ!大好き・・・ぃ!!」 焦らすことなく高みに押し上げるようにポイントを責める仙一の動きに合わせて伴番も腰 を振り、より深く繋がろうと仙一の腰に足を絡めた。 立ち上る生クリームの甘い芳香に包まれ、合間に交わす口付けも生クリームの味がして、 それに煽られるように二人は抱き合い繋がり合う行為に酔いしれる。 「あう・・・は・・・っ・・・いい・・・!あ・・・もっと・・・ああっ!」 「バン・・・っ!!」 伴番の求めるままに速度を上げた仙一の腰がやがて一際深く差し込まれた瞬間、伴番は声 にならない声を上げて達した。 「――――――――ぁ!!」 「く・・・っ!」 白濁を吐き出しながらビクビクと痙攣する前に呼応するように仙一を咥え込んだ内壁がき つく収縮し、その堪えがたい甘美な刺激に仙一も伴番の中へと欲望を迸らせた。 しばし解放の余韻に浸り、仙一が萎えた自身を抜き取って汗で張り付いた伴番の前髪をか き上げた時には既に伴番は意識を失っていた。 色々と興奮を掻き立てられ、勢い余ってやり過ぎた自分に自嘲気味な笑みをこぼしながら 仙一は伴番の額に口付け囁いた。 「ごちそうさまでしたvvv」 その後。 ケーキを見ると青くなったり赤くなったり挙動不審に陥る伴番がいたとかいなかったとか。 |
言わせたい台詞とかやりたいこととか
他にも色々あったんですけど
都合上削ったにもかかわらずこの長さ!
でも無駄に長いだけであんまりエロくならなかった・・・。
エロさって何!?誰か教えてプリーズ!(殴)
こっちが本文だったはずなのに
蛇足っぽくなるとは何たるちやサンタルチア!
(BYジャスミン(映画ネタバレ))
色んな意味で本っ当にごめんなさいっ!!(脱兎)